【12月2日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)は1日、グループFの試合が行われ、ベルギーはFWロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)が立て続けにチャンスを外したことが響き、クロアチアと0-0で引き分けた。これによりベルギーは敗退が決まり、前回大会(2018 World Cup)の準優勝チームであるクロアチアが決勝トーナメントに進出した。

 チャンスらしいチャンスがほぼなかった前半の序盤、クロアチアはPKを獲得したが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定により取り消された。

 ハーフタイムでルカクが投入されると試合は動き出したが、ベルギーとしては三つあった同選手の致命的ミスが痛手となり、クロアチアは運に見放されずに持ちこたえた。

 同組の他の試合ではモロッコがカナダに2-1で勝利。この結果、モロッコが1位、クロアチアが2位でグループFを突破した。

 世界ランキングで2位につけ、主要国際大会では4連続で準々決勝進出以上の結果を残してたベルギーだが、今大会の戦いは突如として幕を閉じることになった。

 ロベルト・マルティネス(Roberto Martinez)監督が率いるベルギーは今大会、1-0で辛勝したカナダ戦での1点しか挙げられなかった。(c)AFP/Jed Court