【12月1日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)は30日、グループCの試合が行われ、アルゼンチンはリオネル・メッシ(Lionel Messi)のPK失敗があったものの2-0でポーランドに勝利し、組首位で16強入りを決めた。

 同組のもう1試合はメキシコが2-1でサウジアラビアに勝利。これにより、ポーランドは得失点差でメキシコを上回り、2位で決勝トーナメント進出を果たした。

 アルゼンチンは前半こそ硬さがみえたが、46分にアレクシス・マック・アリスター(Alexis Mac Allister)が先制ゴールを決めて落ち着くと、67分にはフリアン・アルバレス(Julian Alvarez)が加点した。決勝トーナメント1回戦ではオーストラリアと対戦する。

 メッシは前半にPKを止められたが、前の試合でメキシコに2-0で勝利したチームは「落ち着き」を取り戻していたとコメント。「勝たなければならないという思いで試合に臨んだ」と話し、「オーストラリア戦は難しい試合になるだろう。どこが勝ってもおかしくない。非常に差がない。いつも通り試合に向けて最高の準備をしなければならない」と次戦を見据えた。 

 一方、決勝トーナメント1回戦でフランスと対戦することになったポーランドは、攻撃で脅威となるシーンをほとんどつくれず、エースのロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)も鳴りを潜めた。(c)AFP/Andrew MCKIRDY