【11月30日 CGTN Japanese】中国の有人宇宙船「神舟15号（Shenzhou-15）」が予定通りに打ち上げられ、乗組員3人は宇宙ステーション「天宮（Tiangong）」に滞在している宇宙飛行士3人と合流しました。

　北京時間11月29日午後11時8分、宇宙飛行士3人を乗せた有人宇宙船「神舟15号」は、中国北西部の甘粛省（Gansu）にある酒泉衛星発射センターから、運搬ロケット「長征2号F遥15」に搭載されて打ち上げられました。

「神舟15号」の乗組員は、費俊竜（Fei Junlong）氏、鄧清明（Deng Qingming）氏、張陸（Zhang Lu）氏の3人です。中国の宇宙ステーション「天宮」で、先に滞在していた「神舟14号（Shenzhou-14）」の乗組員たちと合流し、今後、初の軌道上での滞在任務の交代が行われます。交代が完了するまでの期間は、中国の宇宙ステーションに初めて6人の宇宙飛行士が同時に滞在することになります。

　今回は中国の有人宇宙飛行プロジェクトが発足してから27回目の飛行であり、宇宙ステーションの技術的検証と建設段階にある12回目の飛行となりました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News