ウクライナサッカー協会の会長を逮捕 資金横領の疑い
発信地:キーウ/ウクライナ
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【11月30日 AFP】ウクライナサッカー協会(UAF)のアンドリー・パベルコ(Andriy Pavelko)会長が29日、協会の資金を横領した疑いで逮捕された。同会長の弁護士がAFPに明かした。
サッカー用人工芝の工場建設資金を不正に流用した疑いが持たれているパベルコ会長は、容疑を否認している。
パベルコ会長は990万フリブナ(約3700万円)の保釈金を支払い、裁判を待たずに釈放される見込みとなっている。有罪となれば最長で禁錮12年を言い渡される。
弁護士によれば、パベルコ会長の弁護団は捜査に協力する意思があり、3年におよぶ捜査の末に下される裁判所の判決に控訴するという。
2015年から現職に就いているパベルコ会長は前月、同国が2030年のW杯(2030 World Cup)共催を目指すスペインとポルトガルに加ったことを受け、欧州サッカー界の「団結」を歓迎していた。
当初はスペインとポルトガルによる共催が提案されていたが、両国が連帯の証しとしてロシアから侵攻を受けたウクライナを加えることになった。(c)AFP