【11月30日 AFP】サッカーW杯カタール大会（2022 World Cup）は29日、グループBの試合が行われ、イングランドは3-0でウェールズとの英国勢対決に勝利し、首位でのグループリーグ通過を決めた。

　イングランドは、先発復帰したマーカス・ラシュフォード（Marcus Rashford）とフィル・フォーデン（Phil Foden）が貴重な働きを見せ、ウェールズを敗退に追いやった。

　フォーデンは先発起用を求める多くの声にプレーで応え、先制点につながるFKを獲得した。このFKをラシュフォードが直接決め、後半の早い時間帯に均衡を破ったイングランドは、直後にフォーデンもゴールして一方的な展開の同国対決に事実上の決着をつけると、最後はラシュフォードが自身2点目を決めてダメを押した。

　ウェールズを粉砕したイングランドは、12月4日の決勝トーナメント1回戦でグループA2位通過のセネガルと対戦する。一方のウェールズにとって、1958年スウェーデン大会（1958 World Cup）以来のW杯はグループ敗退という残念な結果に終わった。(c)AFP/Steven GRIFFITHS