【11月30日 Xinhua News】中国広東省(Guangdong)深圳市(Shenzhen)の地下鉄6号線支線が28日、運行を開始した。この路線の中大(中山大学)駅には、新型スマート地下駐輪場が設置されている。利用者は、自分の自転車を駐輪するだけでなく、複数の業者のレンタル自転車もここで簡単に利用できるという。

 駐輪場入り口上部のディスプレーには4業者のレンタル自転車の在庫状況と駐輪場の空き状況が表示され、利用者は利用したい業者のボタンを押すだけで自転車の利用と返却ができる。利用者は自転車を利用する際、「微信(ウィーチャット、Wechat)」の駐輪場運営会社のミニプログラムで2次元バーコードを読み取り、駐輪は最短3秒、引き取りは約8秒で完了するという。

 同駐輪場は、敷地部分が6・8平方メートル、地下は直径約8メートル、高さ7・3メートルの円筒状の構造で、180台が収容可能。敷地面積は同じ台数を収容する地上駐輪場の60分の1となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News