【11月29日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)は28日、グループHの試合が行われ、ポルトガルはブルーノ・ミゲル・フェルナンデス(Bruno Miguel Fernandes)の2得点でウルグアイを2-0で下し、フランスやブラジルに続き決勝トーナメント進出を決めた。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属するフェルナンデスは、クロスがそのままネットに吸い込まれ54分に先制点を挙げると、後半アディショナルタイムにはホセ・マリア・ヒメネス(Jose Maria Gimenez)のハンドによって獲得したPKを決めた。

 8万9000人を収容するルサイル・スタジアム(Lusail Stadium)で行われたこの試合では、今大会初めてピッチへの乱入があった。男はウクライナやイラン女性を支持するメッセージが書かれたTシャツを着用し、レインボーフラッグを手にしてピッチに入った。

 ポルトガルの勝ち上がりが決まったことで、ウルグアイが突破の望みをつなぐにはガーナとのグループステージ最終戦に勝利する必要がある。

 この一戦でポルトガルは、練習中に肋骨(ろっこつ)を骨折したダニーロ・ペレイラ(Danilo Pereira)に代わり、ベテランDFのペペ(Pepe)を起用した。

 W杯に出場したフィールドプレーヤーの中で史上3番目の最年長選手となったペペは、これが約1か月半ぶりのフル出場となった。(c)AFP/Barnaby CHESTERMAN