中国、2028年前後に月科学研究ステーションの基本構造を完成
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【11月28日 CGTN Japanese】中国国家宇宙局はこのほど、深宇宙探査計画を発表しました。それによりますと、中国は第4期月探査プロジェクトで、月科学研究ステーションの基本構造の建設を終えるほか、火星のサンプル採取やその他の惑星探査なども行うということです。
中国の第4期月探査プロジェクトでは、月探査機「嫦娥6号(Chang'e-6)」「嫦娥7号(Chang'e-7)」「嫦娥8号(Chang'e-8)」のミッションが予定されています。そのうち、「嫦娥6号」は2025年頃に打ち上げられ、月の裏側でのサンプル採取後、地球に帰還する計画です。「嫦娥7号」は月の南極に着陸し、飛行探査を行う予定です。そして、「嫦娥8号」は「嫦娥7号」と共に2028年前後に月科学研究ステーションの基本構造をつくる予定です。
また、国家宇宙局は、向こう10〜15年の間に火星や小惑星のサンプル採取を行い、木星や天王星などの惑星探査も行うことを明らかにしました。さらに、中国の宇宙探査機は太陽系の境界あたりまで飛行し、科学探査を行うということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News