【11月28日 CGTN Japanese】中国は現在、地球に飛来する可能性がある小惑星に対する防御ミッションを計画しています。

 中国の月探査プロジェクトのチーフデザイナーを務める呉偉仁(Wu Weiren)氏は、火星より遠いところから直径数十メートルの1つの小惑星が地球に向かって飛来しており、地球に深刻な脅威をもたらすと説明しています。ミッションとしては、はじめに探査機を打ち上げて、小惑星の軌道の確認を行い、その後、地球から1000万キロ離れたところに衝突器を発射して、小惑星の軌道を変えます。このミッションは今後10年以内に実施する予定だということです。

 また、中国は、小惑星の構成を調べるために探査機を打ち上げてサンプル採取を行うことも計画しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News