【11月25日 AFP】ウクライナ首都キーウのビタリ・クリチコ(Vitali Klitschko)市長は25日、電力網に大打撃を与えた23日のロシア軍の攻撃により、なお約半数の世帯で停電が続いていると明らかにした。

 クリチコ氏は「キーウの3分の1の世帯ではすでに暖房が復旧し、専門家が復旧作業を続けている。半数の世帯ではまだ停電している」とテレグラム(Telegram)に投稿した。「電力各社は、日中に輪番停電による全世帯への電力供給を計画している」という。

 国営電力会社ウクルエネルゴ(Ukrenergo)のウォロディミル・クドリツキー(Volodymyr Kudrytskyi)最高経営責任者(CEO)は、復旧作業は全国各地で続いており、直近の攻撃で被害を受けた電力網は「すでに最も困難な段階」を過ぎたとしている。(c)AFP