【11月25日 Xinhua News】中国浙江省(Zhejiang)衢州市(Quzhou)の食品加工会社、衢州鱘竜水産食品科技開発では、新鮮なキャビアを従業員らが丁寧に加工し、世界各地に輸出している。

 今年に入ってから、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の関税優遇制度の助けを借りて日本市場の開拓を加速し、輸出量を大きく伸ばした。同社のキャビアは日本で高い人気を得ている。キャビアはチョウザメの卵の塩漬けで、生産量が少ないことから「黒いダイヤ」とも呼ばれる。

 杭州税関の統計によると、同社が1~10月に日本向けに輸出したキャビアは前年同期比2・6倍の6・7トンとなった。(記者/魏董華)(c)Xinhua News/AFPBB News