【11月24日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)に出場するポルトガルのMFブルーノ・ミゲル・フェルナンデス(Bruno Miguel Fernandes)は23日、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)でクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)とプレーするのは夢だったが、「永遠に続くものはない」と述べた。

 24日にガーナとのW杯初戦を控える中、相互合意の下でユナイテッドとの契約を解消したばかりのロナウドは、新たなクラブを探している。

 37歳のロナウドは前週、インタビューの中でエリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)監督とクラブを批判。物議を醸すこの発言が、結果的に退団へとつながった。

 試合前日の記者会見に出席したフェルナンデスは「気まずさは感じていないし、どちらかを支持する必要もない。クリスティアーノとユナイテッドでプレーするという夢がかなったが、永遠に続くものはない」とコメントした。

「それが彼のキャリアだし、そうした決断に敬意を払う必要がある。賛成するかしないかに関係なく、どんな決断も尊重されなくてはならない」

 このインタビューの直後、冷ややかなやり取りをしている両者の様子がカメラに収められていたが、ロナウドはフェルナンデスが代表合宿に遅れて到着したためふざけていただけだと明かした。

 フェルナンデスは「2時間も飛行機に乗っていたから同じ気分にはなれなかった。すると彼が冗談を言ってきた。民間の飛行機に搭乗すればそうしたことは起きる。彼には(プライベートの)飛行機があるが、今回は彼と一緒には乗れなかった」と説明した。

「できるときは一緒に移動するし、普通の飛行機に乗ればそういったことはある。彼は笑えても、僕はそれができなかった」 (c)AFP/Rik Sharma