【11月24日 AFP】男子テニスの国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2022)は23日、決勝ラウンドの準々決勝が行われ、クロアチアが世界ランク1位のカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz)と同2位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal)を欠くスペインを2-0で下し、4強入りを決めた。

 2005年と18年に優勝しているクロアチアは、第1試合でボルナ・チョリッチ(Borna Coric)が6-4、7-6(7-4)でロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut)を破ると、第2試合では世界17位のマリン・チリッチ(Marin Cilic)が5-7、6-3、7-6(7-5)でパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta)から逆転勝利を飾った。

 2006年にデ杯デビューを飾った34歳のチリッチは、第1セットを落とした後、最終セットのタイブレークでも1-4とリードを許したが、そこから巻き返して3時間13分の試合で勝利した。

 クロアチアは準決勝で、前日勝ち上がりを決めたオーストラリアと対戦する。(c)AFP