【11月24日 Xinhua News】中国三峡ダム(Three Gorges Dam)エリアの中心部にある重慶市(Chongqing)巫山県(Wushan)の大昌湖国家湿地公園では、多種多様な鳥が生息し、初冬の景色が広がっている。

 長江上流に位置する同湖は、三峡ダムの貯水後に形成されたダム面積が最大規模の湖で、地元ではここ数年「山・水・林・田・湖・草」の立体的で多層的な整備や修復・保護を実施。自然生態系と都市緑化景観の効果的な一体化を進めている。

 大昌湖湿地公園は2019年、国の検収に合格し「国家湿地公園」に認定された。データによると、同湖に生息する鳥類は以前の100種余りから143種に増え、毎年、中・大型の水鳥や渉禽類計1万羽以上が越冬のために飛来する。大昌湖は現在、エリア内の人気観光スポットとなっている。(c)Xinhua News/AFPBB News