【11月24日 AFP】ウクライナ全土で23日、ロシア軍による電力施設を狙ったミサイル攻撃があった。当局によると首都キーウなどで計6人が死亡。原子力発電所3か所が電力網から切断され、隣国モルドバでは大規模な停電が起きた。

 ウクライナ軍によると、ロシア軍は全土の標的に向けて巡航ミサイル約70発を発射した他、攻撃用ドローン(無人機)も使用した。

 南部や東部では電力供給が遮断され、キーウでは停電と断水が発生。ビタリ・クリチコ(Vitali Klitschko)市長はメッセージアプリのテレグラム(Telegram)への投稿で、同市ではミサイル攻撃により17歳の少女を含む3人が死亡し、11人が負傷したと発表した。

 ウクライナ警察は地元メディアに対し、全土で6人が死亡したことを明らかにした。(c)AFP