【11月23日 AFP】サッカー日本代表の森保一(Hajime Moriyasu)監督は、W杯カタール大会(2022 World Cup)初戦のドイツ戦を控え、「手本」である同国を相手に番狂わせを期待している。

 近年では日本人選手の移籍先としてドイツが人気となっており、今大会の代表チームでは8選手がブンデスリーガの1部と2部でプレーしている。 

 23日の試合を翌日に控えて会見に臨んだ森保監督は、ドイツサッカーが選手の成長に寄与したことに敬意を表しつつも、試合では自分たちの良い部分を発揮したいと述べた。

「W杯でチャンピオンになったことのあるドイツは手本だった」と述べた指揮官は「ドイツのことも学びながら、日本らしく、日本の良さを持って戦っている。明日の試合もドイツということでいろんな思いはあるが、まずは対戦相手がどこでも、今のベストをぶつけられるように戦えれば」と続けた。

 これまでのW杯でベスト16の壁を打ち破れていない日本だが、準々決勝に進出して「歴史を変える」と述べた森保監督は、選手たちには「後悔なく」戦ってもらいたいと続けた。

「選手がブンデスでプレーしている中で、普段世界のトップのリーグで培ってきているものを、明日の試合でも自信を持って発揮してもらいたい」 (c)AFP