【11月22日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)に出場するポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)は21日、所属するマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)での騒動が代表チームに影響を与えることはないと主張した。

 今季ユナイテッドで主力の座を失っているロナウドは前週、テレビのインタビューでクラブとエリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)監督を批判し、物議を醸しているが、最近のインタビューなどは「選手個人を動揺させることはあっても、チームを揺るがすことはないと確信している」とコメントした。

 ロナウドをめぐっては、クラブでもチームメートのブルーノ・ミゲル・フェルナンデス(Bruno Miguel Fernandes)との冷ややかなやり取りや、ジョアン・カンセロ(Joao Cancelo)の頭をつかむ映像も話題になっているが、本人はメディアに誇張されていると話した。

「大会のこのような最終局面ではこうしたことが常にある」と語ったロナウドは、「僕らはふざけていただけで、彼(フェルナンデス)とは素晴らしい関係を築いている。彼の飛行機が遅れていたから、船で来たのかと聞いていたんだ」と説明した。

「カンセロについても同じで、彼が練習中に少し落ち込んでいたから、首をつかんで『大丈夫だ。おまえならできる』と伝えた。言ったのはそれだけなのに、そちらの方で別の論争となってしまった」

「全体の雰囲気は素晴らしい。万全で盤石だ。次にここ(記者会見場)に来る選手にそのことを聞いたり、私について話したりする必要はない。彼らに寄り添い、W杯のことを聞いてほしい」

 本大会でグループHに入っているポルトガルは24日にガーナとの初戦を迎え、その後はウルグアイと韓国と対戦する。(c)AFP/Rik Sharma