【12月19日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)は18日、決勝が行われ、アルゼンチンが3-3で迎えたPK戦の末に4-2でフランスに勝利し、1986年のメキシコ大会(1986 World Cup)以来となる通算3度目の優勝を飾った。リオネル・メッシ(Lionel Messi)は、W杯タイトルの獲得でその輝かしいキャリアを飾った。

 アルゼンチンは23分にメッシがPKから先制点を決めると、さらにアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)が追加点を挙げた。

 しかし、前回王者のフランスはキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が80分にPKを蹴り込み1点を返すと、その1分後にはアクロバチックなボレーから同点弾を決めた。

 試合はこのまま延長戦にもつれ込むと、108分にメッシの得点でアルゼンチンが勝ち越し。ラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)のシュートをフランスのGKウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)がはじいたところに、メッシが詰めた。

 それでも、フランスは残り2分のところでゴンサロ・モンティエル(Gonzalo Montiel)のハンドから再びPKを獲得すると、またもエムバペがハットトリックを達成する同点ゴールを決めた。

 並外れた劇的展開の末に迎えたPK戦で、アルゼンチンは最後にモンティエルが勝利を決めるキックを蹴り込んだ。(c)AFP