【11月22日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)は21日、グループBの試合が行われ、64年ぶりの出場となったウェールズはギャレス・ベイル(Gareth Bale)が終盤にPKを決めて追いつき、米国と1-1で引き分けた。

 ウェールズは前半、ティモシー・ウェア(Timothy Weah)のゴールで米国に先制を許したが、迎えた82分、ペナルティーエリア内でDFウォーカー・ジマーマン(Walker Zimmerman)のファウルを受けたベイルがPKを成功させ、米国の心をへし折った。

 ベイルが同点ゴールを決めると、4万3418人が訪れたアフメド・ビン・アリ・スタジアム(Ahmad Bin Ali Stadium)のウェールズファンからは大歓声が起こった。

 ベイルは試合後、前半は勢いを欠いたが、ロバート・ページ(Robert Page)監督のハーフタイムの話でチームは奮起したと話した。

「もちろん難しい試合だった。前半は思ったようなプレーができなかった」と振り返ったベイルは、「米国が良いパフォーマンスを見せ、われわれのプレーは思わしくなかった。後半はすごく良くなったが」とし、「良い勝ち点だが、3ポイントを取っておきたかった」と語った。

 25日の試合では米国がイングランドと、ウェールズがイランとそれぞれ対戦する。同日に行われた同組の試合では、イングランドがイランに6-2で大勝した。(c)AFP/Rob Woollard