【11月21日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)に出場するベルギー代表の関係者が20日、負傷中のロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)の復帰は早くてもグループF最終節のクロアチア戦になると明かした。

 ベルギー代表は18日にカタール入りしたが、ハムストリングの負傷から回復していないルカクは最初のチーム練習に参加しなかった。

 ロベルト・マルティネス(Roberto Martinez)監督は、代表通算102試合で歴代最多の68得点を記録しているルカクが万全の状態ではないと認めながらも、招集に踏み切った。

 スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に所属するMFアクセル・ヴィツェル(Axel Witsel)は、「最初の試合(23日のカナダ戦)に彼(ルカク)がいてくれればチームにとってベターだったが、復帰がいつになるかは分からない」と報道陣に話した。

 カナダとの初戦でマルティネス監督は、前線でのルカクの代役を決める必要に迫られている。18日に行われた大会前最後のエジプト戦では、トルコ1部リーグのフェネルバフチェ(Fenerbahce)でプレーするミシ・バチュアイー(Michy Batshuayi)が先発で起用された。

 このクウェート市で行われた試合では、バチュアイーと途中交代で出場したフランス・リーグ1のランス(RC Lens)に所属するFWロイス・オペンダ(Lois Openda)が得点したが、チームは1-2で敗れている。(c)AFP/Terry DALEY