【11月19日 AFP】収監されているロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏は狭い独房に移され、家族との面会の機会を奪われている。同氏の支持者らがソーシャルメディアで明らかにした。

 支持者らの報告によれば、ナワリヌイ氏は懲罰房として使用されている「窮屈な独房」への移送を「祝ってくれ!」と皮肉っている。

 拘束条件は厳しくなり、2冊の本しか読めず、家族との長時間面会もできなくなったという。

 面会の4日前に同氏は、「長時間面会ができない」独房に移されることを知らされたとし、妻子や両親には数か月間会っていないと話していた。

 ロシアの流刑地では、受刑者は収容されている施設内で家族と3日間まで一緒に過ごすことができる。

「こんなことをするのは私の口を封じるため。つまり、私がやるべきことはなんだ? そうだ! 恐れずに声を上げることだ」とナワリヌイ氏は話したという。(c)AFP