【11月19日 AFP】男子テニス、ATPファイナルズ(ATP Finals 2022)は18日、伊トリノ(Turin)でシングルスのラウンドロビン2試合が行われ、大会第6シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)は3-6、6-3、6-2で第2シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)に逆転勝ちを収め、ベスト4入りを決めた。

 準決勝の残り1枠を懸けたこの一戦では、チチパスが今季3回目の対戦となったルブレフを圧倒して第1セットを先取し、勝利を手にするかと思われた。しかし、その後世界7位のルブレフは大事な場面でも全く焦ることなく、グラウンドストロークを駆使して相手を圧倒し、グループ2位での突破を果たした。

 同グループのもう1試合では、首位ですでに準決勝進出を決めている第7シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が6-3、6-7(5-7)、7-6(7-2)で第4シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)を下して無敗を守り、優勝に名乗りを上げた。

 19日の準決勝ではジョコビッチがテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)と、ルブレフがキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)と対戦する。(c)AFP