【11月18日 CGTN Japanese】習近平（Xi Jiping）国家主席はタイの首都バンコクで現地時間17日午後、日本の岸田文雄（Fumio Kishida）首相と会談しました。双方のチームは協議を経て、二国間関係の安定と発展について以下の5つの共通認識を達成しました。

　（1）中日関係の重要性は変わっておらず、変わることはない。中日間の4つの政治文書の原則を共に厳守し、互いを協力パートナーとして、互いに脅威とならないという政治的共通認識を実践し、ハイレベル交流と対話と意思疎通を強化し、政治的相互信頼を絶えず増進し、新時代の要請に合致する建設的で安定的な中日関係の構築に共に尽力する。

　（2）新たな中日ハイレベル経済対話を早期に実現し、省エネ・環境保護、グリーン発展、医療・康養、養老介護などの分野での協力を強化し、企業にとっての公平で差別のない、予測可能なビジネス環境を共同で提供する。

　（3）中日国交正常化50周年を記念する今年の一連の活動を積極的に評価し、新たなハイレベルの中日間の人的・文化的交流協議メカニズム会議を早期に実現し、政府および政党、議会、地方、青少年などの交流を積極的に展開する。

　（4）防衛部門の海空連絡メカニズムのホットライン電話を早期に開設させ、防衛と海洋関連部門の対話と意思疎通を強化する。2014年の4つの原則的共通認識を共に順守する。

　（5）国際と地域の平和と繁栄を維持する責任を共に担い、国際と地域関連作業の協調と協力を強化し、世界的な課題への対応につとめる。(c)CGTN Japanese/AFPBB News