昨年12月20日、韓国江原道鉄原郡の陸軍第3師団を訪問し、兵士と記念撮影をするユン・ソンヨル(尹錫悦)氏(中央付近の白マスク)(c)NEWSIS
昨年12月20日、韓国江原道鉄原郡の陸軍第3師団を訪問し、兵士と記念撮影をするユン・ソンヨル(尹錫悦)氏(中央付近の白マスク)(c)NEWSIS

【01月09日 KOREA WAVE】韓国の保守系野党「国民の力」の大統領候補、ユン・ソンヨル(尹錫悦)前検察総長は9日、自身のFacebookで「兵士の月給を200万ウォンにする」との短文の公約を発表した。ユン氏は昨年12月20日、江原道鉄原郡の陸軍第3師団を訪問して「兵士月給を大幅に引き上げる」と表明してきた。

同日夕、ユン氏はソウル・汝矣島(ヨイド)の党本部で「他の候補もこれをすべきだと言っている。国家のために働く人に最低賃金を保障しなければならない。これは最低賃金制度の趣旨に照らし、公正と常識に合致する」「若者が国家のために犠牲を払っている。必ず必要だ」と説明した。同党のイ・ジュンソク(李俊錫)代表も「候補の考えに深く共感する。必要な予算については、党が優先順位を調整して後押しできる」との考えを示した。

昨年末に韓国政府が発表した資料によると、兵長の給料は今年67万6100ウォン(前年比プラス11.1%)、二等兵は51万100ウォン。

ユン氏は6日に「性犯罪処罰強化誣告罪処罰強化」、7日には「女性家族省廃止」という“短文公約”を発表している。今回は3度目の“短文”となる。

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