【11月18日 AFP】サッカー国際親善試合が17日、ポルトガル・リスボンで行われ、W杯カタール大会(2022 World Cup)に出場するポルトガルはクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)を胃腸炎で欠きながらも、ブルーノ・ミゲル・フェルナンデス(Bruno Miguel Fernandes)の2得点などでナイジェリアを4-0で下した。

 2006年のW杯ドイツ大会(2006 World Cup)に続いて本大会行きを逃したナイジェリアをホームに迎えたポルトガルは9分、ジョアン・フェリックス(Joao Felix)のパスに走り込んだディオゴ・ダロト(Diogo Dalot)のお膳立てから、フェルナンデスがネットを揺らし先制した。

 今季スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)では控えになることが多いフェリックスだが、この日はロナウドの不在を感じさせない好パフォーマンスを披露した。

 キャプテンマークを巻いたフェルナンデスがPKを決めて前半のうちに2-0としたポルトガルは82分、ラファエル・ゲレイロ(Raphael Guerreiro)のパスをこの日が代表デビューとなったゴンサロ・ラモス(Goncalo Matias Ramos)が流し込んでリードを広げた。

 さらに、フェリックスも絡んだ華麗な連携から最後はジョアン・マリオ(Joao Mario)がチーム4点目を決め、ポルトガルがW杯前最後の試合を勝利で締めくくった。

 ポルトガル代表の最多出場記録を持ち、男子では史上最多となる代表通算117得点をマークしている37歳のロナウドは、24日に予定されているガーナとのW杯初戦には復帰する見通しとなっている。(c)AFP