【11月18日 AFP】岸田文雄(Fumio Kishida)首相は17日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が開催されるタイ・バンコクで行われた中国の習近平(Xi Jinping)国家主席との初の対面会談で、地域の安全保障問題をめぐり「深刻な懸念」を表明した。

 岸田氏は記者団に対し、「私から尖閣諸島を含む東シナ海(East China Sea)情勢や中国による弾道ミサイル発射等の軍事的活動について深刻な懸念を表明し、また、台湾海峡(Taiwan Strait)の平和と安定の重要性を改めて強調した」と述べた。(c)AFP