ジョコビッチ「とてもうれしい」 ビザ取得し全豪OP出場へ
発信地:トリノ/イタリア
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【11月17日 AFP】男子テニスのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が16日、来年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2023)出場のために必要なビザ(査証)を取得したと明かした。
新型コロナウイルスワクチン未接種のためオーストラリアから国外退去を命じられ、今年の同大会には出場できなかったジョコビッチ。この日、ATPファイナルズ(ATP Finals 2022)でアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)に勝利した後、「きのうそのニュースが届いてとてもうれしかった。安心した」と話した。
オーストラリアメディアは15日、豪政府がジョコビッチに対する3年間の入国禁止を覆し、ビザを認める判断を下したと報じていた。
通算9度の全豪オープン制覇を誇るジョコビッチだが、今年はビザの有効性をめぐり法廷闘争となった末に開幕前日に国外退去となり、大会に暗い影を落とした。
オーストラリアは現在、入国要件として定めていたワクチン接種証明書の提出義務を廃止している。また、当時の保守連合とは異なる中道左派のアンソニー・アルバニージー(Anthony Albanese)首相が率いる政権に変わっており、その裁量によって3年間の入国禁止も撤回可能となった。(c)AFP
