【11月16日 CGTN Japanese】中国科学院昆明動物研究所進化ゲノム学と遺伝子起源研究チームは長期にわたり、中国南東部・雲南省(Yunnan)のチョウの種の多様性について研究してきました。

 研究チームは雲南省内の異なるタイプの生息地で長年にわたって野外調査、標本収集、博物館所蔵のチョウ標本の点検および関連文献の調査研究を行い、6科356属1300種の雲南チョウを収集し、「雲南チョウリスト」を完成させました。

 その結果、雲南省のチョウが中国のチョウの総数に占める割合は、属が79.8%、種が58.6%となり、雲南省は極めてチョウの多様性が高いことが証明されました。また、同研究では、中国で新たに発見されたチョウの2つの属、18の種、雲南省で新たに発見された36の種(過去に他の省で既に発見済みの種も含む)が報告されました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News