【11月16日 AFP】男子ゴルフ、世界ランキング1位のロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)が15日、米ツアー(PGA Tour)とリブゴルフ・インビテーショナル(LIV Golf Invitational)が交渉の席につき、激しい争いを終わらせるには、リブゴルフの最高経営責任者(CEO)を務めるグレッグ・ノーマン(Greg Norman)氏が去るしかないと話した。

 メジャー4勝を挙げているマキロイは、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)で、対立する両陣営が和解する可能性はあるかと問われると、「いくつかのことが起こる必要があると思う」と答えた。

「現時点で、2件の訴訟が行われているのは明白だ。米ツアー対リブゴルフと、(来年)2月にはDPワールドツアー(DP World Tour、欧州ツアー)との訴訟もある。この二つが続いている限りは、何も起こらないだろう」

「この2件がどう転ぼうと、その後はリブゴルフの側にいくつかのことをしてもらいたい」

「グレッグは去るべきだと思う。静かに舞台を降りるべきだ。彼は足跡を残したが、今こそこんなふうに言うべきだと思う。滑り出しはうまくいったが、和解を図れる大人がいないのであれば、誰も話し合おうとはしないとね」

「この二つのことが起これば、状況は変わる可能性がある。しかし現在は停滞している。他に道がないからだ」 (c)AFP