【11月15日 CGTN Japanese】中国南西部の四川省(Sichuan)稲城県(Daocheng)にある太陽観測用の大型電波望遠鏡の最後のアンテナ設置が完了し、13日に試運転を始めました。

 この大型電波望遠鏡は313台の直径6メートルのアンテナからなり、直径1キロメートルの円形に配置され、太陽フレアを観測することができます。

 このプロジェクトを担当する呉林副主任によりますと、望遠鏡は太陽フレアが地球に向かって爆発するかどうかを予測することができます。地球に向かって爆発する場合、早めに警報を出すことで、衛星や地上の電力網、通信ネットワークを保護できるということです。

 この大型電波望遠鏡の試運転は2023年6月に終了し、科学研究を始める予定です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News