【11月15日 AFP】米大リーグ(MLB)のマイアミ・マーリンズ(Miami Marlins)は14日、球団社長にキャロライン・オコナー(Caroline O'Connor)氏を昇格させた。マーリンズはゼネラルマネジャー(GM)にキム・アング(Kim Ng)氏を起用しており、女性が球団のツートップを務めるのは、北米主要スポーツ史上初めてとなる。

 オコナー氏は「非常に大きなことだと思う」とコメントし、「球団がユニークに目立つ存在となり、女性が果たせる力や担える役割を示すことができる」と述べた。

 今後はセールスやパートナーシップ、マーケティング、人事、多様性、財務、広報、法務、セキュリティー、球場施設を統括する。

 オコナー氏は米金融大手のモルガン・スタンレー(Morgan Stanley)やスイス金融大手UBSの重役としての経歴を持つ。マーリンズには5年間在籍し、2017年に上級副社長、2019年に最高執行責任者(COO)に指名された。(c)AFP