【11月13日 AFP】開票が続く米中間選挙は12日、接戦となっていたネバダ州の上院選で与党・民主党の勝利が確実となり、上院で多数派を維持できる見通しとなった。

 米メディアによると、民主党の現職キャサリン・コルテズマスト(Catherine Cortez Masto)氏が当選を確実にし、上院で実質的に過半数を得られる50議席を確保した。

 定数100議席の上院で仮に民主、共和両党が50議席ずつ分け合う形になったとしても、上院議長を務めるカマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領が決裁票を有するため、議案採決では民主党が優勢となる。

 今回の中間選挙では共和党の「赤い波」が上下両院を席巻するとみられていたが、予想を覆す結果となった。(c)AFP