【11月11日 AFP】米地質調査所(USGS)によると、南太平洋のトンガ沖で11日夜、マグニチュード(M)7.3の地震が発生した。津波警報が発令されたが、後に解除された。

 震源はトンガ第2の都市ネイアフ(Neiafu)の南東約200キロで、深さは10キロ。米太平洋津波警報センター(Pacific Tsunami Warning Center)は「震源地から300キロ以内にある海岸では、危険な津波が発生する可能性がある」と警告したが、後に「この地震による津波の脅威はなくなった」として、警報を解除した。

 171の島々からなる人口約10万人のトンガでは、地震が頻発している。今年1月には、海底火山フンガトンガ・フンガハアパイ(Hunga Tonga-Hunga Ha'apai)が噴火。英バース大学(University of Bath)の研究者は、現代で最大級の噴火だとしている。(c)AFP