【11月13日 People’s Daily】現在、より多くの人々が、都市交通のスロー交通システムの利便性を享受し、グリーン・低炭素な移動手段を利用したいと考えるようになっている。

 都市交通のスロー交通システムを構築するためには、ウオーキングやサイクリングなどの移動手段を都市交通の重要な一部としてとらえる必要がある。科学的に完備されたスロー交通システムは、都市の質を高め、多様な移動ニーズに応え、移動効率を向上させ、自動車の排ガスを削減することができる、経済的・社会的価値の高いものだ。

 中国サイクリング協会(CCA)のデータによると、中国のサイクリング参加者は1000万人に近いという。より良い移動生活を求める人々のニーズに応え、より多くの都市で「健やかなウオーキング・快適なサイクリング」を普及させるためには、スロー交通システムの構築にさらに力を入れる必要がある。

 スロー交通システムのインフラ計画・建設を強化し、各種交通資源の配分を改善すべきだ。都市計画においては、歩行者・サイクリストのために都市の道路資源をより多く確保し、加えて、あらゆる交通手段を合理的に開発・利用できるよう、さまざまな種類の公共資源を調整する必要がある。地域の実情に応じた都市緑道ネットワークの建設計画を作成し、歩行者・サイクリスト用の通路を科学的に設け、病院や学校、地下鉄駅周辺などの重点エリアを中心に、自転車乗換システムを構築し、より多くの人が自転車を利用できるようにする必要がある。

 安全意識を高め、サービスレベルを向上すべきだ。サイクリング電子掲示板等を設け、安全なサイクリングをサポートする。交差点の秩序を合理的に改善し、交差点の交通組織を規範化し、駐輪困難などの問題を解決する。サイクリング需要の多い道路区間を改善し、歩行者・サイクリストの道路通行権を保護し、スロー交通システムの環境への配慮と魅力を効果的に高める必要がある。

 スロー交通システムの発展が「速く」進めば進むほど、エコ交通やグッドライフをサポートすることができると言えるだろう。「歩行者・サイクリスト優先、公共交通優先、グリーン優先」のエコ交通意識をさらに高め、歩行者・サイクリストも使いやすいスロー交通ネットワークの形成を加速させる。それに、歩行者・サイクリストに優しい交通環境をつくり出し、継続的で安全、便利でアクセスしやすく、快適で健康的、全年齢層に優しいスロー交通システムを構築することにより、炭素排出ピークアウトとカーボンニュートラルの実現や、都市生活の質の向上に貢献する。(c)People’s Daily/AFPBB News