【11月12日 People’s Daily】対外開放は中国の基本的な国策であり、現代中国の鮮明なシンボルだ。改革開放以来、中国は経済のグローバル化がもたらすチャンスをしっかりとつかみ、対外開放を絶えず拡大し、中国と世界との関係における歴史的な変革を成し遂げてきた。

 この10年間、中国は商品や要素の流動型開放から、ルール、規制、管理、基準などの制度型開放への転換を積極的に進め、全方位のハイレベルの開放型経済の形成を加速させた。ハイテク、高品質、高付加価値製品の輸出が急増し、2013年から2021年までのハイテク製品の輸出の年平均成長率は5.1%に達し、輸出の比較優位の要素駆動型からイノベーション駆動型への転換を加速させた。よりハイレベルの開放型経済の新体制の建設も加速している。2013年以降、中国の自由貿易試験区(FTZ)は21カ所に拡大し、全国または特定区域で広がった制度革新は278件にのぼり、全国と自由貿易試験区の外資参入ネガティブリストの対象品目を、それぞれ31、27へと大幅に減らし、改革と革新の活力、原動力と潜在力を有効に引き出した。

 この10年間、中国は開放による改革・発展・革新の推進を堅持し、経済発展の質は絶えず向上してきた。高水準の開放を通じて供給側構造改革を推進し、国内外の革新的な要素の活用により輸入と国内供給の高度化を図り、より良質な商品とサービスを国際市場に提供し、国内外の2つの循環(双循環)を互いに促進し合うよう推進した。これらの取り組みにより、産業と空間における要素配分の効率がさらに向上し、産業の構造転換・高度化の加速、経済発展の質の継続的な向上が促進された。

 この10年間、中国は反グローバリズムの底流に直面しながらも、ウィンウィンの協力を堅持し、開放型世界経済を揺るぎなく構築してきた。中国は共同協議・共同建設・共同享受の原則を堅持し、「一帯一路(Belt and Road)」の質の高い発展の共同建設を促すことにより、共同建設国の互恵・ウィンウィンを強力に推進しただけでなく、各国の民生・福祉を効果的に高めた。中国は手を携えて人類運命共同体の構築の観点から、グローバルな発展と安全事業のための中国案として、グローバル発展イニシアチブ、グローバル安全イニシアチブを提起し、100カ国以上から熱い反響を得た。

 新時代の開放の発展の10年の歴史は、開放こそが国の繁栄と発展のうえで必ず通らなければならない道であることを十分に示した。中国の開放の扉は閉ざされることはなく、さらに大きく開かれていくのみだ。将来に向け、中国はメガマーケットの優位性を活用し、高水準の開放で質の高い発展を促進し、世界との統合をさらに深め、世界の貿易・投資、経済成長、人々の信頼の安定のための錨(いかり)として引き続き貢献し、高水準の開放の成果で中国や他国の人々の双方に幸福をもたらすだろう。(c)People’s Daily/AFPBB News