【11月10日 AFP】22-23スペイン1部リーグは9日、第14節の試合が行われ、久保建英(Takefusa Kubo)が出場したレアル・ソシエダ(Real Sociedad)は前半に2人退場者を出したセビージャFC(Sevilla FC)にアウェーで2-1で勝利し、3位に浮上した。

 ソシエダは20分、ミケル・メリーノ(Mikel Merino)のパスを受けたアレクサンダー・ソーロート(Alexander Sorloth)が相手GKボノ(Yassine Bounou 'Bono’)の上を抜くチップシュートを沈めて先制した。

 対するセビージャはその後、イヴァン・ラキティッチ(Ivan Rakitic)とタンギ・ニアンズ(Tanguy Nianzou)が共にブライス・メンデス(Brais Mendez)に対するファウルで6分間に立て続けに退場となった。

 するとソシエダは36分、またしてもメリーノの完璧なスルーパスからメンデスが加点してリードを広げた。

 セビージャは前半終了間際にアレックス・テレス(Alex Telles)のクロスにラファ・ミル(Rafa Mir)が合わせて望みをつなぎ、その後も粘りを見せたが同点ゴールは遠かった。セビージャは今季リーグ戦でホーム未勝利となっている。

 一方、苦境が続くアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は、マジョルカ(RCD Mallorca)に0-1で敗れて6位に転落した。

 前半16分にコソボ代表のベダト・ムリキ(Vedat Muriqi)にゴールを許し、リーグ戦4敗目を喫したアトレティコは、首位FCバルセロナ(FC Barcelona)に13ポイント差をつけられている。これで公式戦では5試合勝利から遠ざかっており、2011年12月のディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督就任以来、最悪タイの成績となっている。

 その他の試合では、ビジャレアル(Villarreal CF)が1-0でRCDエスパニョール(RCD Espanyol)に競り勝ち、キケ・セティエン(Quique Setien)監督が就任後初勝利を飾った。(c)AFP