仏のW杯メンバー発表 負傷中のDFバランや36歳FWジルー選出
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【11月10日 AFP】サッカーフランス代表のディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督は9日、W杯カタール大会(2022 World Cup)に向けた登録メンバーを発表し、負傷中のDFラファエル・バラン(Raphael Varane)や36歳のFWオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)らが選出された。
今回のW杯では最大26人を登録可能だが、デシャン監督は25人を選出。優勝した前回のロシア大会(2018 World Cup)のメンバーからは、キャプテンのウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)や第2GKのスティーヴ・マンダンダ(Steve Mandanda)、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)、アントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)ら11人が名を連ねた。
バロンドール(Ballon d'Or)を受賞したカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)は、今季は負傷のため所属するレアル・マドリード(Real Madrid)で欠場が続いているが、2014年のブラジル大会(2014 World Cup)以来となる選出を果たした。
ベンゼマは元チームメートであるマチュー・ヴァルブエナ(Mathieu Valbuena)の「セックステープ」を使った恐喝事件に関与したとして、5年半にわたり代表から追放されていた。
大腿(だいたい)部とアキレス腱(けん)の問題で、9月から公式戦5試合の出場にとどまっていたパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)のDFプレスネル・キンペンベ(Presnel Kimpembe)もメンバー入りした。
フランスでは主力MFのポール・ポグバ(Paul Pogba)とヌゴロ・カンテ(N'Golo Kante)がメンバーから外れており、今回はオーレリアン・チュアメニ(Aurelien Tchouameni)とアドリアン・ラビオ(Adrien Rabiot)が先発で起用される可能性が高いとみられる。
フランスは今大会で1962年のブラジル以来となるW杯連覇を目指す。
