親ロ派幹部が事故死 ウクライナ南部ヘルソン州
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【11月10日 AFP】ウクライナ南部ヘルソン(Kherson)州にロシアが設置した「行政府」の幹部キリル・ストレモウソフ(Kirill Stremousov)氏(45)が、交通事故で死亡した。当局が9日、明らかにした。同氏は、ウクライナの親ロ派当局で最も名の知られた高官の一人だった。
AFPの取材に応じたストレモウソフ氏の側近は、同氏が死亡したことを認めた。ロシア政府がヘルソン州「知事」に任命したウラジーミル・サリド(Vladimir Saldo)氏は、ストレモウソフ氏の車が州内で事故を起こしたと説明。同氏は自身が知る「最も聡明な」人物の一人であり、間もなく6人目の子どもが生まれるところだったと語った。
2014年にロシアがウクライナから併合したクリミア(Crimea)半島の親ロ派当局首長、セルゲイ・アクショノフ(Sergei Aksyonov)氏は、ストレモウソフ氏を「真の闘士」「ロシアの愛国者」と称賛した。(c)AFP