【11月8日 CGTN Japanese】中国税関総署が7日に発表したデータによりますと、今年1〜10月、中国の主要貿易パートナーとの輸出入はいずれも増加の勢いを維持しています。そのうち、「一帯一路(Belt and Road)」沿線国との輸出入は前年同期比20.9%増加し、「地域的な包括的経済連携(RCEP)協定」加盟国との輸出入は8.4%増加しました。

 ここ数日、一連の機械設備と工事車両が中国東部にある山東省(Shandong)の煙台港を出発し、タンザニアに向かっています。煙台港は今年に入ってから、東アフリカのウガンダ、西アフリカのナイジェリアなどを結ぶ直行海運の新路線を相次いで開通しており、通年の中国・アフリカ定期船の輸送量は180万トンを突破し、過去最高を更新する見通しです。

 今年1月にRCEPが発効したことで、企業は利便性だけでなく、輸出入製品の関税譲許という最も直接的なメリットを享受しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News