【11月8日 Xinhua News】中国湖北省(Hubei)十堰市(Shiyan)の賽武当国家自然保護区茅塔管理ステーションはこのほど、管理員による巡回を行い、エリア内に設置した赤外線カメラのデータを回収した。データを精査したところ、カラスとイノシシが共生するほほ笑ましい場面を発見した。  

 映像ではイノシシの家族がゆっくり歩いたり、寝そべったりするそばで、カラスが楽しそうに飛び跳ね、幼い「うり坊」にちょっかいを出し、イノシシの体に付いた寄生虫を取っていた。カラスは寄生虫を好んで食べる。

 同保護区は秦嶺褶曲(しゅうきょく)系の武当山隆起中央部に位置し、道教の聖地として知られる武当山72峰の一つでもある。(c)Xinhua News/AFPBB News