【11月8日 AFP】22-23スペイン1部リーグは7日、第13節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)に2-3で敗れ今季リーグ戦初黒星を喫し、首位をFCバルセロナ(FC Barcelona)に明け渡した。

 バロンドール(Ballon d'Or)を受賞したFWカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)を負傷で欠くレアルは開始早々に先制されたものの、ルカ・モドリッチ(Luka Modric)のPKで37分に追いつくと、その4分後にエデル・ミリトン(Eder Militao)のゴールで逆転に成功した。

 しかし前半終了間際に同点ゴールを許すと、67分には蹴り直しになったPKをオスカル・トレホ(Oscar Trejo)に決められ、敵地でのシーソーゲームを落とした。

 これでレアルは13試合を終えて32ポイントの2位。宿敵バルセロナには2ポイント差をつけられている。

 レアルのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は「個人個人のデュエルで負けていたし、普段なら決めているチャンスを外した」とコメントし、「選手に対してではなく、負けたことに失望している。この前半戦はかつてないほど良い戦いができているから」と悔しがった。(c)AFP