【11月7日 CGTN Japanese】11月5日、航天科学技術集団6院が自主開発した中国最大推力の液体ロケットエンジンの初の試運転が成功を収めました。

 このエンジンは設計推力500トン級で、世界最大の補助燃焼サイクルエンジンのスラストチャンバーを採用しています。初の全機試運転の成功は、この型式のエンジン開発における重大なブレークスルーとなったことを意味しており、重大なマイルストーンたる意義があり、宇宙飛行液体動力技術は宇宙強国の建設を支えるという新たな段階へとジャンプアップしたことになります。

 500トン級液体酸素/ケロシンエンジンの推力は現役の120トン級液体酸素/ケロシンエンジンの4倍です。研究開発チームは10年におよぶ難関突破を経て、初めてフルデジタル設計・管理モデルを革新的に採用し、一連のコア技術を突破し、中国の液体ロケットエンジンの研究開発レベルを全面的に向上させました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News