【11月7日 CGTN Japanese】中国では、ネットショッピングの大規模なセールイベント「ダブル11」に伴って宅配便が大幅に増える中、宅配業者は段ボール箱の回収を奨励するなどして環境保護に努めています。

「ダブル11」の開催期間(今年は10月下旬~11月11日)に発生する大量の包装資材による環境への影響を減らすため、中国のEC大手アリババ傘下の物流会社「菜鳥(Cainiao)」は、配送拠点に包装資材の回収箱を設け、「段ボール箱を1つ入れればタマゴ1個と交換」というルールを作って市民向けにリサイクルを勧めています。また、宅配業界では、配送伝票の電子化やセロハンテープの使用削減、生分解性の包装資材の利用も拡大しており、低炭素・排出削減に向けた取り組みが進められています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News