【11月8日 Xinhua News】中国遼寧省(Liaoning)の大連コンテナ埠頭(ふとう)で3日、中国海運大手、上海錦江航運が運営する大連と日本を結ぶ航路の開通式が行われた。開通したのは日本関西線、日本関東線の2航路で、遼寧港口集団と上海国際港務集団の協力で実現した。

 新航路の運航開始により、大連港と日本の主要港を結ぶ直航便の輸送能力は効果的に向上する。中国東北地域と日本との貿易取引に、より効率的で迅速、スムーズな物流ルートの選択肢が増え、大連が北東アジア国際航運センターと物流センターを建設する上で大きな助力になる。

 遼寧港口集団は今年に入り、今回就航した日本線2航路を含め、東南アジアや日本、韓国などの地域との貿易に直航便6航路を新設している。(c)Xinhua News/AFPBB News