【11月7日 AFP】22NFLは6日、第9週の試合が行われ、タンパベイ・バッカニアーズ(Tampa Bay Buccaneers)はQBトム・ブレイディ(Tom Brady)が終了間際に逆転のタッチダウンパスを通し、16-13で昨季王者ロサンゼルス・ラムズ(Los Angeles Rams)に勝利した。

 最多7回のスーパーボウル(Super Bowl)制覇を果たしている45歳のブレイディは、パス58本中36本成功で280ヤードを獲得し、パス通算獲得ヤードが10万を超えた初めての選手となった。

 また、プレーオフを含めた残り2分、もしくは延長での決勝ドライブ成功も、NFL記録となる通算69回目。レギュラーシーズンの第4クオーター、もしくは延長での決勝ドライブは55回目となり、最多タイで並んでいたペイトン・マニング(Peyton Manning)を上回った。

 さらに重要なことに、この勝利でバッカニアーズは連敗を3で止めた。ブレイディにとって、3連敗は2002年以来の出来事だったが、チームはこれで戦績を4勝5敗とした。ラムズは3勝5敗となっている。

 カンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)はオーバータイムの末にテネシー・タイタンズ(Tennessee Titans)に20-17で勝利した。

 ミネソタ・バイキングス(Minnesota Vikings)は20-17でワシントン・コマンダーズ(Washington Commanders)を下して6連勝を飾り、開幕からの戦績を2009年以降では最高の7勝1敗としている。

 ニューヨーク・ジェッツ(New York Jets)は20-17でバッファロー・ビルズ(Buffalo Bills)を破り、ここ12年では最高の前半戦を送っている。敗れたビルズは6勝2敗となったが、それでもジェッツを上回ってAFC東地区トップを守っている。

 マイアミ・ドルフィンズ(Miami Dolphins)は35-32でシカゴ・ベアーズ(Chicago Bears)に勝利し、6勝3敗に戦績を上げた。(c)AFP