【11月7日 AFP】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン(Taliban)は6日、創設者オマル師(Mullah Omar)の墓の場所を公表した。同師の死と埋葬は長年秘密にされていた。

 2001年のタリバン政権崩壊後、オマル師の健康状態や居場所は明らかにされていなかったが、15年になり、2年前に亡くなったと発表された。

 タリバン暫定政権のザビフラ・ムジャヒド(Zabihullah Mujahid)報道官は6日、AFPに対し、ザブール(Zabul)州スリ(Suri)地区オマルゾ(Omarzo)近郊の墓地で行われた儀式に、タリバン高官らが参加したと述べた。写真も公開された。

 タリバンは昨年8月、米軍のアフガン撤退後、再び実権を掌握した。

 ムジャヒド氏は「国が占領され敵がそこかしこにいたため、破壊されないよう墓の場所を秘密にしていた」「近親者だけが知っていた」と説明。「墓参りをしても問題はないと判断された」と語った。

 オマル師は1993年にタリバンを創設。死亡時は55歳前後だった。

 オマル師の下でタリバンは極めて厳格なイスラム原理主義を敷き、女性の家庭外の活動を禁止した他、極刑やむち打ちなどの公開処刑を行った。(c)AFP/David FOX