【11月7日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)のアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は6日、けがをした顔面の手術を受けた韓国代表FW孫興民(Son Heung-Min、ソン・フンミン)が、W杯カタール大会(2022 World Cup)出場に間に合うだろうと自信をのぞかせた。

 孫は、1日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)戦でDFシャンセル・エンベンバ(Chancel Mbemba)と衝突し、左目周辺を骨折した。

 韓国代表の主将でチームの中心選手である孫が20日に開幕を控えるW杯に間に合うかどうかは、時間との闘いになっている。

 この日1-2で敗れたリバプール(Liverpool FC)戦後、コンテ監督は「きのう、手術後の彼にメッセージを送ったが、ソニー(孫の愛称)はこの状況にとてもがっかりしていた」と語り、「それでも私は彼がしっかり回復して、W杯でプレーするのを願っている」と続けた。

「私も選手だったので、W杯でプレーする重要性は分かっている。彼がすぐ復帰して韓国代表のためにW杯プレーできると確信している」

 韓国代表は24日にウルグアイとのグループH初戦を迎え、その後ガーナ、ポルトガルと対戦する。(c)AFP