【11月7日 AFP】第51回世界体操競技選手権(51st FIG Artistic Gymnastics World Championships)は6日、英リバプールで種目別決勝の後半が行われ、女子平均台では補欠から繰り上がりでの出場となった渡部葉月(Hazuki Watanabe)が驚きの優勝を果たした。

 渡部はカナダのエルサベス・ブラック(Elsabeth Black)を2位に、宮田笙子(Shoko Miyata)を3位に抑えての金メダルとなった。

 また男子鉄棒決勝では、米国のブロディ・マローン(Brody Malone)が優勝を果たした。

 4日に行われた個人総合決勝で4位となり、表彰台にわずかに届かなかったマローンだったが、そこから立て直して世界選手権では自身初の金メダルを手にした。

 橋本大輝(Daiki Hashimoto)が銀メダル、ブラジルのアルトゥール・オヤカワ・マリアーノ(Arthur Oyakawa Mariano)が銅メダルを獲得している。

 メダル獲得数では、金三つを含む8個の米国が首位となり、金二つを含む計8個を獲得した日本は3位に入った。(c)AFP