【11月6日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)の王者を決めるMLSカップ(MLS Cup 2022)は5日、米カリフォルニア州ロサンゼルスのバンク・オブ・カリフォルニア・スタジアム(Banc of California Stadium)で決勝が行われ、ロサンゼルスFC(Los Angeles FCLAFC)はフィラデルフィア・ユニオン(Philadelphia Union)と延長戦の末に3-3で引き分けると、迎えたPK戦を3-0で制して初優勝を果たした。

 LAFCが先行するたびにユニオンが追い付く展開で90分を終えた試合は、延長戦に突入。すると116分にLAFCは、GKマクシム・クレポー(Maxime Crepeau)が抜け出したユニオンのコリー・バーク(Cory Burke)を倒したとしてレッドカードを受けた。

 ユニオンは延長後半アディショナルタイム4分、ゴール前の混戦からジャック・エリオット(Jack Elliott)が勝ち越しゴールを決めたが、LAFCは延長戦から投入されたギャレス・ベイル(Gareth Bale)が同8分に劇的な同点弾を頭で押し込んだ。

 迎えたPK戦では、クレポーの退場により出場した経験の浅い控えGKジョン・マッカーシー(John McCarthy)がユニオンの2本のキックをストップすると、最後はイリエ・サンチェス(Ilie Sanchez)が勝利を決めるシュートを蹴り込み、LAFCが初タイトルを手にした。(c)AFP