【11月6日 AFP】ロシア中部の歴史的都市コストロマ(Kostroma)のナイトクラブで5日未明、大規模な火災があり、少なくとも13人が死亡した。警察は火災を引き起こしたとみられる容疑者と店の責任者の2人を拘束した。

 15人が死亡したとの報道があるが、救急隊は否定している。ナイトクラブの店名は「ポリゴン(Poligon、演習場)」で、国営ロシア通信(RIA)によると政権与党「統一ロシア」の地元議員が所有している。

 ロシアのメディアは、酒に酔った男がダンスフロアで信号拳銃を発射した後、火災が発生したとみられると報じた。当局によれば、火災発生時、店内には約250人がいた。

 重大な犯罪を調査するロシア連邦捜査委員会(Investigative Committee)は、23歳の男を容疑者として拘束。また、店の責任者の女を、安全基準を満たしていなかった容疑で拘束したと発表した。(c)AFP